一眼レフカメラ初心者がプロに教わった、意識すべき3つのポイント

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レトロカメラ

結婚式に、イベント、そして旅行。

スマホで撮るのもいいけど、綺麗な写真が撮りたくて一眼レフを買ってみた。

が!使い方が良く分からん。

仕方ないからとりあえず設定はオートで撮ってるよ。

って人結構いますよね?ぼくもその一人です。

ぐりこ
ぼく

オートでも何となくボケとかできるし、まいっか。

何かカメラのサイト見ると専門用語多くて難しそうだし、絞り優先?とかやってみたら真っ白な写真になって挫折してオート設定に戻す。

思ったよりボケてないなぁ、とか。結婚式の写真ブレすぎて友達に渡せない、とか。

うん、分かる。分かりすぎるよその気持ち。

どの設定が合っているのかが分からない。多すぎ。

そんな宝の持ち腐れ状態だったぼくは意を決して勉強することにしました。

ぐりこ
ぼく

教えてくれる人いないから、いっそプロのカメラ講座に行っちゃえ!

ってなことで15,000円払ってプロが教えてくれるカメラ講座へ。

そこで勉強したことを要約して記事にしました。自分の備忘録用なんですけどね。

とりあえずオートで撮ってるのを卒業したいって人の中で、高い金払って勉強するのは嫌だ!って人は読んでみてね。できるだけ簡潔に書いてみました。

カメラの基本としておさえるべき3つのポイント

カメラで一番意識しないといけないのは光なんだとか。まぁそりゃそうだ。真っ暗闇じゃ写真撮れないもんな。

そのためにいろいろな方法で明るさを調整するんだけど、基本中の基本は、ずばり3つ。

point

・F値

・シャッタースピード

・ISO感度

専門用語が嫌いでも最低限この3つの言葉について理解しておくことが重要です。

逆に言えば、この3つを理解できればオートの設定からは卒業できるらしい。

結論から行っちゃえば撮りたい写真によってF値やシャッタースピードを決めて他でバランスをとるのがマニュアルで撮影するということ。

一つ一つ解説していきます。

F値で被写体深度を意識する

F値。絞り値ともいいます。何を絞ってんねんと思う人もいるかもしれませんがレンズを絞ってるらしい。

レンズの絞りとは?

Wikipediaより画像を引用

その絞り度合いを表すのがF値。F値が変わるとどうなるかっていうと、

check!F値が小さい=写真は明るく、被写界深度が浅くなる

F値が大きい=写真は暗く、被写界深度が深くなる

被写界深度って新しい単語が出てきましたね。また難しいことをおっしゃる。

被写界深度ってのは、どれくらいの距離までピントが合っているか?

要するにピントが合っているものの周りがどれくらいボケるかに関係してます。

被写界深度が浅い=周りがボケやすい。

被写界深度が深い=周りがボケにくい。

絞り優先モードってのはこのF値を自分で設定して、他はカメラにお任せするというもの。

F値を小さくするといい感じのボケにできるけど写真は明るくなる。

F値を大きくすると全体がクリアに撮影できるけど写真は暗くなる。

こう覚えておけばいいと思います。

写真を意識的にボケさせるときはまずF値から意識するってことですね。

ぐりこ
ぼく

一眼レフを買ったら一番最初にボケの写真撮りたくなるよね。

F値が重要だったのか・・・。

シャッタースピードで動きを表現する

シャッタースピード。その名の通りシャッターが開いている時間。(以下、SSとします。)

check!SSが短い=写真は暗くブレが少ない(動きが少ない)

SSが長い=写真は明るくブレやすい(動きを表現できる)

シャッターが開いている時間が短いと、フィルム(いまはフィルムではないけど)に光が少ししか入らないから暗くなります。

逆だといっぱい光が入るから明るくなります。

その代わり、シャッターを開いている時間が長いとその間に動いた分がブレになってしまう。

運動会の写真とかでブレちゃうのはSSが原因ってことですね。

ブレないように写真を撮るときはSSを短くしましょう。

でも、暗くなっちゃう。どうしよう?ってときはF値で調整します。

どっちも明るさを調整できますよね?SSを短くして暗くなったらF値を下げてみる。

こうするといい感じの明るさでブレの少ない写真が撮れます。

手ブレしちゃうって人は気を付けてみてね。

状況によるけど、1/125秒くらいだとまぁ手ブレしないと一般的には言われてるらしい。

ブレっていうと悪いことのようだけど、水の流れや星の動き、電車や車の疾走感などを出すときはあえてブレさせるとかっこよくなる。

人の目とカメラが捉える光の違いを意識して写真が撮れるようになるともはやあなたはカメラマンですね。

ぐりこ
ぼく

SS優先モードで長めにして電車撮るとすごく面白いからおすすめ。

ISO感度で最終的な明るさを調整

F値、SSを変えることで明るさが調整できるけど、ボケやブレなんかも変わっちゃう。

ここまでは大丈夫ですか?

でも、F値もSSも変えたくないってときありますよね?

そんなときに大事になってくるのがISO感度。

プロはイソ感度って読んでたけどアイエスオーでも間違いじゃない。

海外だとアイソとか言ったりするらしい。

はたしてISO感度とは何か?

デジタルカメラが光を取り込んでそれをなんやかんやして写真にしてるんだけど、その光の取込具合を変更するというもの。

フィルムカメラではカメラというよりフィルムそのもので好感度フィルムとかがあるらしい。

check!ISO感度が低い=写真は暗く、画質は綺麗

ISO感度が高い=写真は明るく、画質が粗い

基本的にはISO感度は低い方が高画質な写真になります。

F値やSSを変更したくない中で明るさを調整したいときにISO感度をいじる。

ただし、あまりにISO感度が高いとノイズが出てきたりするので注意が必要。

夜の撮影だとどうしてもISO感度で調整しないといけない場面が出てきそう。

どれくらいでノイズが出ちゃうのかはカメラによって変わるので試してみるのが一番ですね。

ぐりこ
ぼく

ISO感度って難しそうと思ってたけど案外簡単!

ここまでまとめ:3つのポイント

point

・F値(絞り値)

・SS(シャッタースピード)

・ISO感度

それぞれ写真の明るさを調整できるけど、明るさ以外のものも変わっちゃう。

これらの関係が理解できればオートからの卒業はもうすぐです。

プロにF値とSSどっちから決めるの?と聞いたら表現したい写真によってどっちかを決めているそう。

ボケを活かしたい!→F値を決める。それに合わせてSSとISO感度を調整。

動きを表現したい!→SSを決める。それに合わせてF値とISO感度を調整。

こんな感じですかね。

実際の設定例を一部紹介

座学的なことは分かった。けど、じゃあどれくらいの設定にしたらいいのよ?と。

これ、その時々で本当に変わるから一概には言えない。

とりあえず昼と夜で実際の写真を元に設定例を教えてもらった。

講座では実際の写真を見ながらだったけど、写真はないからイメージで楽しんで下され。

昼間・風景での設定例

旅行に行ったときに観光スポットをバックにパシャリ。良くするよね。

F値
SS 1/125秒
ISO感度 100(LOW)

F値8くらいが一番色がきれいに出やすいとのこと。ほぅほぅ。

手でカメラを構えて撮るのでSSはブレないように。

昼間は太陽の光があるからISO感度はできるだけ低くしておきましょう。

夜・花火での設定例

花火の光線を捉えるパターン。ラインにするんじゃなく瞬間の火の玉を撮りたいときは設定が変わります。

F値 6.3
SS 2秒
ISO感度 400

SSを2秒にすることで2秒間で移動した花火が光線としてきれいに写真に表現できます。

ただ2秒もあるからブレる。夜の撮影は基本的に三脚必須だそうです。

F値は自分が欲しい花火のボケ感のため6.3。

明るさが欲しいのでISO感度を上げて400にして調整。

花火の写真って凄く難しいけどこう聞くとぼくでも撮れそうな気がします。

基準となるF値、SSを持っておこう

プロ曰く、これらの設定が上手にできるようになるには基準値を持っているのがいいんだって。

F値だと5.6とか6.3(いろんなF値の中でも真ん中くらい)。

SS値は手ブレしないのがどれくらいなのか。

これを知っておくとこの場合はこれくらいというのがイメージしやすい。

特に夜の写真は明るさ調整が難しいから何度かトライしてみるしかないですね。

プロのありがたいお言葉によると、

カメラの設定で迷ったら絞り優先モード、F値5.6、ISOオート

まずはここからスタート。だそうです。

おわりに

最後にもう一度おさらい。

オートから卒業してマニュアル撮影するには基本となる3つのポイントを押さえればOK。

F値:明るさとボケ感

F値が小さい=写真は明るく被写界深度が浅くなる(ボケやすくなる)

F値が大きい=写真は暗く被写界深度が深くなる(ボケにくくなる)

SS(シャッタースピード):明るさとブレ(動き)

SSが短い=写真は暗く、ブレが少ない

SSが長い=写真は明るく、ブレやすい

ISO感度:明るさと画質

ISO感度が低い=写真は暗く、画質は綺麗

ISO感度が高い=写真は明るく、画質が粗い

今回教えてもらったプロのカメラマン

上田優紀 YUKI UEDA

1988年 和歌山県出身。

京都外国語大学を卒業後、24歳の時に世界放浪の旅に出発し、

1年以上かけて45か国以上を周る。帰国後、旅で出会った風景

をもっと色んな人に見てもらいたいと考えて写真家を目指す。

アマナにてアシスタントを経て独立し、現在は国内外の風景を

中心に撮影活動を行っている。

主な撮影テーマは風景、民族、社会問題など。

■受賞歴

2017年 CANON SHINES

出典元:公式HPより

ウユニ塩湖に40日キャンプを張って撮影を続けたという変態的なツワモノ。

優しく教えていただきありがとうございました。

公式サイトはこちら

インスタグラムはこちら

結構な文字数になっちゃったのでここまでにしましょ。

ではっ!